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Special Thanks Dynavector
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「この30センチ級ウーファー、遊ばせておくのは勿体無さ過ぎる!!」 これを考えると、自作2Wayスピーカー「Borealis」のネットワーク、650ドルは、 果してDS-77zに、そこまで資金投入する価値が有るのかっ?
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解 体 新 書 | |
フロント・バッフルの厚さは30mm程。 ウーファー孔の縁はゴム状のパッキンで縁取られ、遮音性を 高めているようです。 内部は随所に桟を巡らし、補強もしっかり成されているようです。 当時の販売価格は6万円ですが、今作ったらこの箱だけで 6万は超えるのかも。オーディオが家電産業の花形であった 頃の、激戦価格帯で勝ち残る為の、製作者の意気込みが 偲ばれる造りでした。 えぇ、よく分かりませんけど。 | |
特に手入れなどしていなかったのですが、塗装表面は綺麗な ままです。塗料も奢ったものが使われていたのでしょうか。 スコーカーの孔は、黒いフェルトを外周部に、白いフェルト を内周部にと二重構造になっており、製作者の拘りを感じさせます。今の時代なら、合理化だの工程簡略だの経費節減だのと叫ばれ、真っ先に手を抜かれそうな箇所です。 まぁ、この二重構造の効果がどれ程かは分かりませんが。(^^; ツィーター孔は、天板からのフェルトが覆い被さっています。 | |
ウーファー孔から見た内部です。 黒っぽい固めのフェルトと、茶色っぽい柔らかめのフェルト の二種類が使われ、周囲を覆っています。 ネットワークは、奥の天板方向にウーファー用、右側にある のがスコーカー、ツィーター用です。 ネットワーク基板(昔のMDF材?)は、下に振動防止用の フェルトを敷かれ、裏板にネジ留めされています。 | |
ウーファー部のネットワークです。 (+)○----L1--+----SP(+) C1 (-)○--------+ +-------------SP(-) L1:5.0mH(?) 鉄芯コイル(数値の判別が困難) C1:50V47μF ニチコン製両極性電解コン SPユニット端子のマイナス側がコンデンサに繋がらず、直接端子に繋がっているのが「匠の技」なのでしょうか。 | |
スコーカー部のネットワークです。 | |
ツィーター部のネットワークです。 (+)○--------+--------+----SP(+) |
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オリジナル・ネットワーク テキトーに弄ったネットワーク | |||||
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オリジナル・ネットワーク テキトーなネットワーク | |||||